ヨガを指導する人のための5つのポイントについてさらに解説です。
人気インストラクターに共通する点の一つは、迎い入れる空気感をレッスンを作れているということではないかと思います。
いくらポーズや見た目が素敵でも、排他的なインストラクターさん、常連だけや上手な人だけとおしゃべりしている、自分のやり方を押し付ける、生徒の誰がいるかに関係ないレッスンを進める、そんなインストラクターのレッスンをあなたは、受けたいですか?
必ずしも癒し系の暖かな雰囲気がつくれる自信がなくても、ちょっと人見知りでも、それは大丈夫。
精一杯、自分が勧められることを、誠実に教えてくれる先生は魅力的で、生徒さんをひきつけます。
シャイでも、時々目をきちんと見て歓迎して笑ってくれるインストラクターは、ちゃんと固定ファンをつかんでいます。
自分がレッスンを受ける立場でも、誠実に受け止めようというこころや態度、努力が大切に思います。
招き入れる気持ちを表現するのが苦手な方は、何か気持ちを「形」で表現するために、取り入れてみるのもいいかも知れません。アロマやお香を使ってみたり、入口でのご挨拶、入った瞬間に「来てよかった」と思える何かがあるクラス、一言持って帰ってもらおう、とメッセージを考える、書くなど、やってみていい方法を選んでいくことが効果的だと思います。
結局「迎い入れる」ことができるかどうかは、レッスンが始まる前、自分がスタジオに入る前のこころの状態で、既に決まっていると言えます。
自分が落ち着いて迎えれられる状態でいるには、練習をしておくことや、伝えたいメッセージやレッスンのテーマを決めておくことをお勧めします。
物理的な環境づくりとしても、雰囲気を作りやすいマットの置き方や自分の指導しやすい立ち位置、生徒さんの配置、温度や明かりの環境、時間帯による生徒さんの状態など、色々できることはあります。
知らない場所で指導したりする場合には、ある程度、収集できる情報から起こりそうなことを想定しておくことも準備としておくことも、実は重要な秘訣だと思います。
そんな自分の思いと自分自身を保ちつつ、生徒さんを迎い入れた時に、次に重要なこと!それは、一緒にクラスを作り上げようという気持ち、合わせても大丈夫、という余裕とフレキシブルな心だと思います。
語りかけ、迎え入れる、、結局、レッスンってコミュニケーションなんですね。
ご招待して、語りかけること、その気持ちは、インストラクターさんの声にも影響します。
迎え入れるこころで、コールするのと、考えずに声を出すのでは響きが違うので、ぜひ実験してみると面白いと思います。
初めて来た人はとくに繊細になっています。どんなところかわからないし、すっと入れる雰囲気!は大切ですね。私自身、常連さんに目が行きすぎてしまって、新しい方に疎外感を与えてしまっていたことはあったと反省するところです。
入り過ぎない程度に、気を配り声もかけてくれる。
さて、明日から私もまた何か新しい気持ちでやってみようと思います♪
2013
28Jul