人気のインストラクターさんの共通点は、その人のスタイル、伝えたいポイントが明確なことではないか、と思います。
ヒーリングをポイントにおいている人、カラダを全体に動かすスポーツ的な内容を満足してもらうことに注力すしている人、アイアンガー・ヨガなどのある流派や師匠の知識をベースにする方法と、独自のスタイルを作る人がいます。どちらでもいいのですが、自分がどちらかの学び方をするかわかっている方が学びやすいと思います。そして、明確なスタイルがある人の方が、人がついてきやすいです。
では、まだ自分のスタイルを模索中のインストラクターさんはどうしたらいいか。
まずは、自分がなぜヨガが好きなのか、どうしてヨガを教えようと思ったのか、なぜヨガを始め続けているのか、伝えたいことは何か、自分を振り返ってみることが大切です。
自分の伝えたいことやヨガのスタイルは、結局、過去・現在の経験や思いの中に隠されているものなのです。
指導する能力、伝えられるかどうかは、インストラクターさんがどのくらい明確に伝えたいことを持っているかと、労を惜しまない熱意にかかっています。
技術や知識、上手く説明したりシークエンスを組み立てる能力は、熱意さえあれば、時間をかけて身についてくるものなのだと思います。なぜなら、知識や技術が不足していても、後から調べたり、練習したり、説明したりできるものだからです。
むしろスタジオの現場では、わからないことは真摯に受け止め、調べてちゃんと生徒さんに返してあげる、その誠実な姿勢の方が人を引き付けるところです。
インストラクターさんは、色んな相談を受けます。こころのこともカラダのことも。全てに回答することはできないし、その必要はないです。
あくまで相談は自分のことではなく、生徒さんが自分で判断したり理解したりするのに任せる部分を頭におきつつ、わかることには対応し、それでも調べられることは調べる、わからないことはわからないと言い、嘘をつかない姿勢、それが評価されるのではないでしょうか。
毎日のレッスン指導を積み重ねで沢山の学びがあるもの、と日々信じて私も楽しんでいます。♪
さて、今日は軽井沢朝ヨガ3日目!今日の学びを楽しみに、本日は経絡ヨガを取り入れたシークエンスを行う予定ですので、お楽しみに!
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2013
14Aug