イージー・ヨガの前原社長と出口真喜子先生が、
先日、ヨガ・インストラクターのための勉強会を青山で開催してくれました。
業界を生き残る先輩方の話はかなり参考になるところが多かったのですが、
特に「生き残れるインストラクター」について前原社長が話されたポイントは3点ありました。
1.ヨガ市場の現状を把握して、合わせていけること
日本のヨガ人口は増え続けているものの、
その市場の成長こそがインストラクターの職業安定なので、
もっと多くの人達に愛されるヨガをみんなで作っていかなくてはいけない、
ということでした。
ほとんどのヨガをやっている人達の求めているのは「健康推進」と「リラックス」。
それに合わせたヨガをちゃんといいスタイルで提供していくことの
重要性についても教えてくださいました。
2.指導することと学ぶことの違いを知っていること
多くのインストラクターが、自分を深めることと、
人に教えることを混同している、
というところの指摘も興味深く聞けました。
今の生徒さん達は、7割以上がヨガをやって2年以内。
一番関心があることは、自分の健康とリラックスで、
インストラクターのように、ヨガのポーズを深めることではないのです。
そして、人はインストラクターさんの人間性に魅かれて集まるので、
自分のカラダで実践して学んでいくこと、
生徒さんから謙虚に学びつづけることの大切さもあらためて感じました。
「自分のヨガは人が教えてくれるものではなく、自分のカラダで学んでいくもの」
「ハタヨガの真髄」、というアイアンガー先生の本の監訳をされた沖先生からのメッセージだそうです。
3.「カラダを壊さず、人の体を壊さないこと」
多くの50代近いスポーツインストラクターさん達が
長年の間に遭遇してくるのが自分の健康の問題。
どうやったら、自分の健康を守れるか、まずはそこに注意しなさい、
というご忠告もとてもありがたいものでした。
そして、生徒さんのカラダに怪我をさせないこと(アジャストなどは要注意!)以外に、
保険などで自分の身を守ることも教えて下さいました。
私も、今後もアレクサンダー・テクニークを生かして、
全てのヨギーが安全に健康にヨガを続けていける
「ちょっとしたコツ!」を今後も伝えていこう!と決意したところです。
それは、本当にちょっとしたコツですが、カラダで学ぶ必要があるのです!
→さらに知りたい方は、ワークショップも来てくださいね!→こちら
楽しく勉強になる会を開催いただいた主催者の方々に感謝です!