ヨガのアーサナでもよくあるロールアップとロールダウン、実は効果的にカラダを温めたり、カラダの効率を上げることができる単純にしてすぐれものなポーズです。
コツとしては、まず、どこから始めるかが重要です。頭の後ろの部分に指を添えて触ってみて、位置としては耳の後ろあたりから、頭のくぼみがある部分があると思います。
この部分までが実は頭部の骨であり、そこから下につながっているのが頸椎、脊椎となります。
この頭と頸椎の境目をよく業界用語で「トップ・ジョイント」といいますが、この部分が柔軟に動けるようにしておくことで、脊椎全体、そしてカラダ全体の動きがよくなるのです。
ロールアップ、ロールダウンを行う際の起点となります。
この首の一番上の部分を意識して動かすことに慣れるコツは自分で触れてあげて、まず頭と首の付け根を意識することです。
そして波を少しづつ背骨に伝えるように、ロールダウン、ロールアップを始めます。
背骨は、とこからどこでしょうか。首の一番上から、尾骨(しっぽの骨)までが背骨です。背骨は、ウエストでは終わりません。ウエストは背骨の途中で、背骨全体はゆるやかなS字を描いてカーブしています。
ロールアップで戻ってくるときの基本は、この背骨の自然なカーブを損なわないように、股関節もしっかり使って、頭を遠きに置くことを意識しながら戻ってくることです。
四肢やカラダの他の部分はゆるめて、仙骨から骨を一つ一つ数えるように戻ってきます。
最初のうちは、一緒にいる人に背中一つ一つを触れてもらいながらやってみることで、より背骨を意識しやすくなりますので、是非試してみましょう。
ロールアップ、ロールダウンは色んな種類がありますが、どんなやり方をする際にも役立つコツです。是非、一度、スタジオで体感してみましょう。毎日できるお手軽だけれども、役に立つ体験ができます。→体験予約はこちら。
2013
27Sep