最近、アレクサンダー・テクニークの学校で学んだことで、「カラダは、明確にどんなことをしたいか、方向性を脳からはっきり指示してあげないと動けない」ということがあります。
当たり前のようですが、アーサナ(ポーズを取ろうとしながら、自分の動作を逐次観察してみると、「動きの癖」にひきづられて、目的とは関係のない動きが始まってしまうことがしばしばあります。
例えば、私の場合、この間学校で、チベット体操の第3のポーズを取ろうとしてたところ、ウシュトラアーサナ(ラクダのポーズ)の体勢に入りこんで、強く後屈をかけはじめていることに気付きました!
ウシュトラアーサナの方がいつもやっているアーサナなので、後屈に入った瞬間にカラダの思い込みスイッチが入ってしまっていたのです!
チベット体操では、そんなに大きく後屈する必要はないので、意識しながら2回目に挑戦したのですが、なぜか、また同じ動きを始めようとする強い衝動を感じました!
癖ってなんて強いものなんでしょう?!
そんな自分がやっていることを止めるため、「自分は何を目的に、どこを目指してどんな動きをしようとしていたのか」を自問してみました。
答えを出そうと考えてみて、私の中で、あまり動きに関する考え(目的)や方向性が、はっきりしていなかったことが、自覚できました。
上手く動けない理由の一つは、自分がやりたい動きの目的やdirectionがはっきりしていないこと、アクションがの細分化ができていない、ということがしばしばあります。
オートマティックにいつもの動きに入ってしまうのをやめるには、自分にdirectionを出しなおす必要があります。
そして次に、整理しなおした動きを口に出しながら動いてみると、余計な動作なく、楽にアーサナが取れました。
何をしたいのか、どちらの方向に行きたいのか、そのために必要な動作は何か、問い直してみる作業(アーサナを通してのdirectionを明確に鮮明にしていく過程)を進めていくこと、それは人生においてのdirectionを明確にすることとよく似ている気がしました。
さて、次回は、そんな私の経験談も、お話ししようと思います♪
余計なことをやめるて上手く身体を使う方法、少しづつご紹介していきたいと思います♪→コメント、ヨガのご予約はこちら
2013
10Oct