今日、学校(ボディ・チャンス)で、]
「体が固いってどういうこと?!」という話しになりました。
(image:Anatomy in Motionより)
アレクサンダー・テクニーク界の重鎮キャシー先生によれば、
「身体が固いのは、重心と身体の軸が上手に使えていない場合が多い」ということです。
ヨガでは、カラダが固い場合、関節部分の使い方
(内転、外転、外せん、内せん)をしばしば指導されます。
または筋や筋肉が固い、拮抗筋が固い、主導筋が弱いから、
という理由で、引っ張ったり、押したり、負荷をかけたりする手法も、
時にとられるようです。(もちろん呼吸を合わせてですが。)
でも、それより先にやるべきことがあるのでは?!?!
個々の関節や筋肉の動きを考える前に注目するべきなのは、
すべての筋肉は結局、身体の軸骨格を中心に絡み合って
関係して動いているということです。
重い頭部(5-6キロ)が上にあることを考えると、
それを支えている軸に関連する、例えば頸椎回りの筋肉の緊張があると、
カラダ中の他の筋肉の動きに影響して、最終的に関節の動きに何かしらブロックがかかって、
「体が固い」という状態が起こるのは、当然ともいえますね。
「カラダが固い理由」個々の細かい異なりますが、その人なりに、
最大に効率よく身体を柔軟に使おうとすると、
一番、最初に取りかかるべきなのは、
精神的にリラックスした状態で、上手に軸を使うことです。
(首、肩部分の余計な緊張がないこと)
首がらくに動かせる余計な緊張がない状態で、
背中は長く、広く、と思ってからアーサナをスタートさせることなんです。
つまり頭が自由にうごけるくらい、ふわふわと上に上がるくらいの感じで、
動作を始めること、なんですね!
動きのシークエンスが変わることでも色んな変化があります。
次回は股関節の動きで体験したことをお話します。
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