先日、太陽礼拝の練習をしに来られた若い男性。
明るい朗らかな20代の男性二人組でこられて、
レッスンは楽しい団らんからスタートしました。
でも、ヨガを一緒にやっていくと体はかちこち。
色んなところに無理をためていたみたいでした。
ヨガのシークエンスも終盤でシャバーサナ(死体のポーズ)が
終わった後でも、「寝るポーズが一番痛かったです。」
といっていました。
そう、ヨガの最後にリラックスするためにある
シャバーサナって、実はリラックスするのが、
けっこう難しいアーサナなのです。
ヨガで最も難しいポーズ、という人もいます。
生きている人間はなかなか力が抜けないんですね。
自分もそんな覚えがあります。
首がヘルニアで辛かった時は、
全然リラックスできず、いつでも、
最後に落ち着かなくて、
インストラクターの先生に気を使わせてしまうくらい、
ごろごろしていました。
彼には、ライダウンで、ゆっくりと頭と脊椎に働きかけました。
すると、ヨガの後だったこともあり、ぐっと呼吸が深まりました。
急に顔つきが変わって、本来の彼の姿が表れてくるような瞬間がありました。
「あー、さっきよりずっと楽だー。」
そして、ゆっくり起き上がった彼の目にはなぜか涙が浮かんでいました。
脊椎付近には、沢山の思いとこりと、沢山の習慣があって、
それが自由になることは、ほとんどその人の人格や人生をリリースすることになります。
習慣を手放した瞬間、素のままの自分が現れてきます。
それは、いつも不思議だけれど、とても美しい光景です。
そんな時に涙があふれてくるのも、これまたよくある話なのです。
人は美しい。そう思った瞬間でした。
この瞬間を愛してやまないからこそ、
レッスンを続けようと思うんだな、と感じました。
私もその瞬間、生きていることを心から実感するのです。
さて、自分を楽にする究極のシャバーサナ、体験されたい方はスタジオまでどうぞ!
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