また行きたくなるヨガ・レッスンについて、シリーズ第2弾です。(1はこちら!)
3年以上ヨガ経験のあるインストラクターさん達に、「学んでいきたいことはなんですか?」と聞くと、身体の知識、アーサナの技術についてが、必ず高順位に上がります。
自分のヨガのスキルさえ高めれば、もっと人気がでて、素敵な先生になれる!と、トレーニングを受け続けるインストラクターの方は沢山います。
でも、生徒さん達が求めているのは、本当に難しいアーサナができることなのでしょうか?
自分が、ヨガを始めたばかりのことを思い出してみましょう。
きっと、皆さんにも「こんな先生になりたい!」という魅力あるインストラクターとの出会いがあったはず。
人を引き付けるインストラクターさんに共通することは何か?
色んなインストラクターさんに体験を聞きましたが、「ヨガのポーズがすばらしかった」とか
「解剖学の知識があった」という回答は一度もないです。
「素敵な声だった」「先生がクラス全体の気配りの指導がすばらしい」「場の雰囲気がよかった」
「とても親身で熱心に教えてくれた」「自然体でとてもリラックスでいた」
など、むしろ、その人の有り方、自然体の魅力に、感動したはずです。
だから、指導するときに大切なのは、自分らしさ、伝えたいことの探究、魅力の出し方を知ることだと思うのです。
自分の話、大好きなヨガ♪夢中になっていることを話そう!
その秘密は、自然体の自分のありのままの良さを知り、自分の情熱を持てることだけを考えていること。
人は、自分が大好きなことを考えたり、話したりするとき、もっとも輝きます!
皆さんが好きなインストラクターさんも「いやいや教えていた」なんてことはなかったはず。
自分の情熱を、時には言葉で、または空気で知らず知らずにそのインストラクターさんが伝えてたことが、皆さんのこころを震わせたのです。
だから、自分が大好きなヨガを素直に率直に伝えること。
または、そう思っているだけでいいのです。
好きなことを考えている時が、一番、人はわくわく、どきどき、素敵な気持ちになって光を放ちます。
だから、レッスンはお客さんに合わせるより、まずは、自分が「これがいい!」と思うことをする、伝えましょう。すると、それに合ったお客さんが自然に段々と集まってきます。
(集客のために、メッセージの「伝え方」は重要ですが、これは次の段階!)
無理に自分に合わないレッスンでやっても、「あなただけの光」は出ないのです。
わくわくしたり楽しい気持ちが波のように伝わるレッスンこそが、お客さんにとっても心地良い、
没入感がある集中した魅力的なレッスンです。
どんなヨガをなぜ、したかったのか。何を伝えたかったのか。
その原点に返ってみませんか?
自分は何をしている時が一番楽しいのか?どんなヨガをして楽しいのか?
何がヨガで好きなのか?何を伝えたいのか?
ちょっとペンを取って書いてみましょう。レッスン前にノートを見直してみましょう。
自分が好きな熱心にできるところだけ、フォーカスしたレッスンをすればいいのです。
わがままになりましょう。あなただけのレッスン!なのですから。
熱意は言葉にしなくても伝わるものです。
でも、時には言葉にしてみましょう。というのは、自分のこと、特に好きなことを正直に熱心に話す先生は、素敵ですよね。
自分磨きも、まずは発信からすることで、学びが深まることが多いです。
伝えたいことのために学ぶ。それは将来にきっと役だちます。
でも、皆さんはもう十分、伝えたいことがあるのですから、
まずは、その思いを明確にしましょう。
思い、願いをクリアーにする努力を、皆さんはしていますか?
次回は、その思いを明確にして「伝える技術」、「発信する技術」について、お話しますね♪
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2014
14Dec