こんにちわ!今日はヨガのアーサナの身体の動きの自然な体軸(コア)の使い方についてです。
ここだけの話、ヨガの世界では、身体の自然な仕組みに沿っていない、間違い指導をよく耳にします。たとえば、以下のような指示(インストラクション)を聞いたことがありませんか。
「背中をまっすぐに!」
「軸をねじるポーズのときは、腰の低い方から回転する」
このような指示で、うまくアーサナ(ポーズ)がとれたでしょうか?
実は、上のような指示は、ほとんどの場合役に立たない事が多いです。
以下のような理由で、自然の身体の動きにそっていないからです。
「背中をまっすぐに」:そもそも背中には自然な湾曲があって、重力を上手に逃がすようにできているのです。それを無視して背中をまっすぐにしようとすると、不必要に体を緊張させ、いらない筋肉を動く前に既に働かせることになります。
「腰の低いところから回転」:実際は、回旋する動きがあるのは腰椎ではなくもっと上の方です。頸椎から全体にかけてで腰椎は回れるところはわずかなのです。実際には、頭がラクに動けるような状態で、自然に軸全体が付いてくることを意識しながら回転すると、もっと大きく動くことができます。
もっとも効率的に体全体の使い方は、コア(軸)全体の自然な働きを促してあげることです。脊椎が十分な長さと広さ、余裕を持った状態であれば、コア(軸)全体が自然に使えます。(コツは少しづつ公開していきますね。)
他のやり方を試してみましょう。首と頭が動かせるくらいラクな状態にしてから、「背中のカーブ」を思い出すこと!実は、首の後ろ、肋骨のところ、腰の辺り、おしりのカーブ、色々自然なカーブがあります。
軸をねじる時は、頭から、(つまり耳より下、目より下から回転できる!)と思って吐きながら回転!してみるとどうでしょう?
私のスタジオでも10中8,9こちらのやり方の方が、もっと自然に深く回転できます。
もっと自然なヨガをしませんか。
自然にコア(体軸)を使うことで、いらない緊張を手放せば、まわりがびっくりするほど急に、パフォーマンスがあがります。
ヨガ・ソレイヤードでは、じっくりとコア(体軸)の使い方と、太陽礼拝などのシークエンスの分解も行います。
あきらめなくていいのです!ぜひ、挑戦してみましょう?
本当の動き方を知ると、今のあなたのヨガが、周りもあっと驚くグレード・アップをとげます。無理な痛みがなくなります。生徒さんにも身体の動きの本当のことを教えてあげませんか。
もっと知りたい方は楠道子(yogabodychance@gmail.comまでご連絡を!)
PS まだまだ沢山ある「ヨガでよくある間違い指導」と、もっと伝わる方法、お届けしていきます♪
2015
14Feb