ヨガで教えられることってなんだろう?と考える。
アーサナを教えること以上に、本当はこころとカラダのもっと効率的な使い方と、
そのレシピを増やすことなのではないか、と最近思う。
でも、そのためには、まずは自分が、カラダやこころを知っていなくてはいけない。
使えなくてはいけない。
だから毎日ヨガを鍛練し、学ぶのだが、その道に終わりはない。
ときどき疲れて、生まれつき器用でも、柔軟でもない、完璧になることはほど遠い自分は、
いつになったら、自信を持って教えていいのだろう、と時々迷う。
人よりとびぬけて美しいアーサナがとれる自信がない人は、
何が教えられるのだろう?
自分がヨガを教えていいのか?
と、日々思ってしまう。
迷った時に、BodyChanceの由香先生から素敵な言葉をもらった。
「教えるために大切なのは、今の状態ではなく、
自分が学んだことを徹底的に肯定的にとらえ、教えることを決意することです」
その言葉は、とても腑に落ちた。
今の状態がどれくらい素晴らしいかではなく、
何かを得ようとしてきた過程で頭、心、身体で学んだことが、どれくらいあるか、
それを、自分を否定せず、ちゃんと認識してあげることが大切なのだそう。
サイコーに美しくポーズが取れる先生だからと言って、教えられるわけではない。
今、下手だからと言って教えられない訳でもない。
確実に一歩一歩、自分が学んでいることは、必ず人のために、指導に活かせる。
あとは決意するだけ。
自分のやり方で、毎日頑張って学び、それをシンプルに受け取りたい人に、伝える決意をする。
それなら、自分にもできる!
それを繰り返していこう、と今日も朝練をしながら考えた。
気づいた日の朝の光は、とても美しくみえたのでした。
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2015
30Mar