人前に立ってリードする、というのはけっこう怖いと、日々思いながら教えている私です。
できれば、間違いを犯したくないし、どうしても完璧でありたいと思ってしまう!
でも完璧であろうとしつづけると、そんなことは現実には不可能なので、結果として
必ずどこかが苦しくなってきます。
自分がそんな息苦しさを感じた時に、
「何を怖がっていのだろう?」と、ふと観察してみました。
すると
「生徒さんにばかにされてしまう」、
「リピートしてもらえないかもしれない」、
「ダメインストラクターだと思われてしまう」
など、人間関係を失う怖さ、認めてもらえない、
下げずまれることへの恐怖、かが浮かんできました。
瞑想しながら、さらに掘りさげると、
「自分で自分が嫌いになるのがいやだ」などの自己嫌悪、
完璧になるまで、頑張らないと、自分を許せないこと、孤独への恐怖なども現れてきました。
こんな感情が湧いてくるのは、長女だった私が、
「ちゃんとしていて、妹達の面倒を見て、完璧でいないといけない。両親に叱られる。愛されない。」
と子供時代から習慣的に思い続けていたことが、無意識にあったように思います。
でも、習慣的な考えには、しばしば科学的、現実的な根拠はなく、
今の自分には邪魔になっていることもあります。
自分が思うことにとらわれているだけでは、
自分の苦しみからは逃れ、ラクにはなれないので、
そんな時は、「その考えは現実と照らし合わせてみて本当だろうか?」と問い直してみます。
そもそも、生徒さんは完璧なインストラクターを求めているのでしょうか?
こんな時は、一人で考えるより、人と話してみる方が、本当のことが冷静にわかります。
そして、思うと機会がなぜか訪れるものです。
ちょうどその時、「成功するインストラクターとはどんな人か?」
という話を、某ヨガ・スタジオでリトリート企画と広報マネージャーをしている方とする機会に恵まれました。
インストラクターでもあり、海外でセールスの仕事も沢山した牧野友里さんは、
色んなリトリートの企画立案もしていて、立場上、沢山のインストラクターさん達に会い、
研修やワークショップに参加する機会があります。
彼女によると、フォロワーの沢山いるインストラクターさんには、次の3つの特徴があるということです。
1.自分にも他人にも正直である。自分の苦しみや苦い思い、わからないことについても嘘をつかない。
2.伝えたいメッセージ、やりたいヨガが明確である。
3.常に向上心を忘れず、いつも学んで成長している。
確かに、自分がヨガを始めたきっかけになったインストラクターさんを
思い出してみるとわかります。
あなたが魅かれたのは、何だったでしょうか?
素晴らしいアーサナや技術より、その人の率直さ、有り方、自然さ、
幸せなオーラ、向上しようと学んでいるところだったのではないでしょうか。
だから、生徒さんは、けっして完璧なインストラクターを求めているのではないのです。
「生徒さん達は、自分のインストラクターさんの成長を一緒に見守りながら、
自分も成長したいだけなのです。」と、牧野有里さんは言います。
だから日々、楽しんで学んでいく、ただ飾らずに素直に、ただ生徒さんの前にいて、学びをシェアしていけばそれだけでいい。
その姿勢だけでいいのです。
そして、もう一人の友人が、こんな言葉をくれました。
「花は、飾らずとも、そのままで美しい。」
有里さんとお話して、人は率直で真摯な姿勢に魅かれ、安心できる、本当にインストラクターに求められていることは何か?改めて考えさせられました。インタビューを聞きたい方はこちら!
さて、色んなインストラクターさんに成功の秘訣をインタビューしました!
つづきは、無料メール・セミナー「成功するインストラクターになるための12ステップ」を見て下さいね。
牧野有里さんに聞いた業界の内側から見た成功するインストラクターとは?も聞けますよ♪
2015
23Apr