たまたま、
肩甲骨についての記事を見たので、
肩甲骨について書いてみることにしました。
肩甲骨は、腕を安定させて
スムーズに動かすためにある英語では、
エンジェル・ウイングとも言われる
とても
大切なところ。
でも、肋骨に
張り付いているのではなく、
筋肉を介して浮かんでいるがごとく
思うより柔軟にうごくことができます。
ためしに、ペアになって、
肩甲骨部分に手を触れて、
動かしてみるとよくわかりますが
前の方までかなりうごきます。
ただ、よくヨガで
「肩甲骨を動かして」という
指導法を耳にしますが、
インストラクターの方は、
こういうインストラクションで、
生徒さんが何をするか?
自分の動きがどうなるか?
よく観察してほしいと思います。
私の経験では、
肩甲骨を動かすことを意識しはじめると、
大抵の生徒さんは、後ろを意識して、
むしろ肩甲骨部分を固める結果になる人が
多いように思います。
カラダは、
軸部分をラクにしてあげると、
動きの先端部分を明確にすると、
必要なことを自然にしてくれます。
だから、肩甲骨を動かすには
いくつか指示にコツがいります。
1.肩甲骨の動きの可動域を明らかにする
例えば、腕を上げるアーサナなどでは、肩甲骨を動かしてもらうには、
まず肩甲骨の場所、動きの可動性を
理解してもらうことが役だちます。
(先に書いたようなペアエクササイズも有効です。)
自分が思っている可動域が、本当の可動域と異なっていることが多いのです。
2.腕のマッピングを明らかにする
筋肉に注意を向けたり、
ある部分の骨に注目するより先に
動きの腕のはじまり部分、
鎖骨から全体を動かしていくことに
意識を向けてもらいましょう。
3.動きのリーディング・エッジを明らかにする
リーチがはじまる先端に近い部分から関節一つ一つ一つ
自由に動けることを意識していくと
色んな動きを阻害している「固める」行為が止められます。
指先からどちらに腕が伸びていくか、
動きを明確にして指示を出していく方が上手く腕を使えます。
そして、もちろん、
動かす大前提として、
軸を自由に使える状態に
していることが
とても大切!です。
伝え方って、
稼働してないところを指摘するのがいい、
とは必ずしも限らないのです!
むしろ、必要な動きを
シンプルに伝える!
その方法をどんどん探究していくことが役立ちます。
さらに軸とコアの使い方、
そしてカラダの自然な使い方、
指導法を知りたい人は、
この機会にヨガの痛みとさよなら!して、
すべてのヨギーニ達の憧れる、
無理なく自然で美しい本物のスキルを身につけましょう!
ATヨガ クリニック・レッスン 体験デー
〜安全で心地よい、痛みのないヨガと身体を手に入れるために〜