ヨガをするとき、何を意識してやりますか?
まずは土台。または足、
呼吸という人も多いですね。
でも実はその全部の状態を
よくしてくれるところ、
それは、「頭」なんです。
バランスをとるのは小脳。
指令は大脳?
いずれにしろ大切なのに、
手足の方が感覚があるので、
どうしても頭が意識からぬけやすいのです。
1)らくな後屈の司令塔、「頭」の位置を知る。
実は首を固めないでラクに体軸を使うのに役立つのは、
軸のうえに乗っている頭を意識することがポイントになります。
ヨガでは他の部位の話はよくしても、
あまり頭の話は聞きません。
でも、とても大切な司令塔なのです。
司令塔の”位置”を知っておくことも重要です。
2)「頭」は体軸の一番上にあり、5~6キロも重さがある!
実は頭とは”頭頂から耳の上まで”を指します。
けっこう高いところにあるのです!
頭の位置を実際より低くイメージしている人が多いのですが、
その結果首や脊椎を押し下げ、
全身のパフォーマンスが落としていることがあります。
後屈を始める前に、あらためて自分の手で確かめてみましょう。
また、”頭頂から耳の上まで”とは一体どのくらいの高さがあるか、
手で測ってみましょう。
また、ポーズに入る前に頭のてっぺんをトントンと手で叩くと、
改めて体が頭の位置を認識するので、後屈がやりやすくなります。
ぜひ試してみてくださいね。
3)頭と脊椎の接続部分を後屈の始点にする
後屈するときは、頭の底、
つまり首が回る一番高い位置(耳の穴くらいの高さ)から
回れることを意識しながら目線を少しづつ上げて頭全体を回転していきます。
後ろに一気に倒れるのではなく、
繊細に少しづつ頭が持ち上がり、
ゆっくり回転するのを味わいましょう。
この間、「頭スイッチ!」と思って空間の中の
どこに頭があるかを思い出すのも簡単であり、
本能に働きかける良い方法です。
4)緊張を手放すヒントは「頭を意識する」
「顎を引いて、首を守る」という
インストラクションを耳にします。
これは、いわゆる「気を付け!」のポーズですね。
でもこの動きをすることで、
自然な首のあたりのカーブの邪魔して
緊張させる動きをしがちです。
このちゃんと気を付けする動き、
逆に緊張してきませんか?
「ちゃんとしてなくても大丈夫!」
とちょっと一息。
背中を休めてあげましょう。
レッスン前のちょっとした時間に、
どうしても力が抜けない人は、
口をぽかーんと開けて、
前屈してから、もどってみましょう。
また、一度腕を前にだらんと垂らし、
背中を丸くして、
一息はいて前屈して、
頭を思いながら、戻ってくることをしてみましょう。
これは背中をぴんとはって、「気を付け!」
の癖がある人には、その癖を手放すのに役立つので
私もときどきやっています。
一度、余計な緊張は、動きから、
カラダからまず手放すことで、
こころもラクになります。
恐れずに実験してみると、
自分がやっていることを色々発見できます。
無理な力を加えるより、
あなたの持っている自然な力と重力を利用しましょう。
重力で深まる、全身で味わう後屈を体験してみましょう!
いらない動きや緊張を手放すための、
動きのプランをいろいろ工夫してみることが
学びになります。
「一人では難しい!」と感じる人は
スタジオで先生のサポートを受けながら行うことを
一度経験することができて良いでしょう。
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