ヨガでは色んな呼吸法がありますが、
そもそもその基本になる筋肉について、
知っていますか?
呼吸は呼吸筋が行う
呼吸は肺で行いますが、肺そのものには、呼吸を行う機能はないのです。
そして胸郭を動かしているのが、そのまわりに付いているいくつもの筋肉群です。
それを呼吸筋と言います。
呼吸筋は意外とたくさん
呼吸筋は20種類以上もあります。
そして、呼吸筋は息を吸うために胸郭を膨らませる吸息筋と、息を吐くために胸郭を縮ませる呼息筋の2種類に分類されます。
吸息筋は頸部及び胸部で、呼息筋は胸下部で神経と繋がっています。
胸式呼吸は肋間筋を使う
肋間筋というその名の通り、肋骨のあいだにある筋肉です。
外肋間筋は、肋骨の外側を繋いでいますので、収縮すると肋骨は上に引き上げられ(通常やや下向きに走っている肋骨が水平近くの向きへと上がるイメージです)、さらに肋骨が開く方向に動きます。
内肋間筋は、肋骨を内側を繋いでおり、収縮すると肋骨が引き下げられて(斜め下方向に向くイメージです)胸郭が縮む方向で動きます。
外肋間筋と内肋間筋の交互の収縮によって呼吸が行われます。
その時の骨の動きが、バケツの取っ手を上げ下げするような動きに似ているため
「バケット・ハンドル・ムーブメント」と呼称されます。
腹式呼吸は横隔膜を使う
横隔膜は筋肉と腱からなる薄い膜です。胸郭の下側で、胃や腸などの臓器が入っている腹腔との境界を形作るように覆っています。
横隔膜が収縮すると、ドームが下方に押し下がり胸郭の体積が増えます(同時に胸の下側も外側に拡がります)。
以上、呼吸時の呼吸筋の動きについて少し詳しく見てみました。
動きの構造についてもっと知ろう!
銀座ATヨガ体験day ~安全で痛みのないヨガと身体を手に入れるために~
に参加しよう!
************************
テーマ付きレッスン日程:
6月4日(火)、6月11日(火)14時~15時半
安全な後屈と腰痛から体を守る方法(キャメルポーズ他)
6月18日(火)、25日(火)14時~15時半、
バランスポーズとタダーサナの基本 ~3Dエクササイズで足から整える~
7月9日(火)、16日(火)14時~15時半、
ひねりのポーズと開脚を深める (カラダの構造を観察する)
7月23日(火)、30日(火)14時~15時半
安全なアジャストと手の使い方 (ダウンドッグ、チャトランガがわかる!)
【総合レッスンデー】
「~安全で心地よい、痛みのないヨガと身体を手に入れるために~」
6月15日(土)10時~12時半 新桜台スタジオ
6月23日(日)10時~12時半 銀座ハスヨガスタジオ
**************************************************