キャシー・マデン先生は
動きの指導に関しては、天才的!
世界でも5本の指に入ろうかと思う
プロフェッショナルな方です。
BodyChance Yogaでは、
毎年彼女に教えてもらえる
幸運な機会があるのですが
彼女の特徴は、
どんなに沢山の人がいるグループ・レッスンでも
一人ひとりの生徒さんのことをちゃんと見ていて、
その人が必要としている情報を
与えてくれるレッスンをしてくれること。
40年以上アレクサンダー・テクニークを指導してきた
スーパーティチャーな彼女に
一体どんな風に指導の準備をしているのか
聞いてみたことがありました。
すると、まず、
「動きの指導は、始まる前の思考で質が大切」と
6つのステップを教えてくれました。
教える時の準備に役立つ6つのステップ(問いかけと全察)
◇ステップ1:教える人の状態
私の状態はどうだろう?手は足は、感覚は呼吸は?
そのうちで何が好きだろう?何が役立つだろう?
私は誰?何をする人?役割は何?
今どこにいる?
今は何時?
ステップ1は、まずは教える人が、
自分の感覚すべて、そして
自分全体の意識を明確にしていくところからスタートします。
そのためには、今の場所や
物理的に自分がやっていることに目覚める必要があります。
◇ステップ2:周りの環境
周りの環境には何がある?
何が今起こっているだろう?
これから何が起こると思っているだろう?
何か重要な答えがこの中にあるだろうか?
ステップ2では、自分の周りの環境の常用、
何が起こっているのか、
これから起こることを何を自分が想定していて、
何にきづいているのか、がポイントです。
◇ステップ3:望みの認識
私は何を望んでいるだろう?今起こってほしいことは?次に
起こってほしいことは?人生で起こってほしいことは?
何か邪魔をしていることがあるだろうか?
ステップ3では、自分がやりたいこと、
意図を明確にしていきます。
指導すること、やヨガの動き、
デモンストレーションやインストラクションは
自分が願うとおりの方向性に動いていくからです。
◇ステップ4:行動の明確化
私はそのために何をしているだろう?
何をするだろう?(プラン)どんな行動をとるだろう?
ステップ4では、アクションの部分、
その3のための行動を詳細にプランを明確にしていきます。
いくら夢見ても実際に進んでいく
アクションのステップが明確でないと指導も混乱します。
◇ステップ5:生徒さんに誘う、伝える決意
アレクサンダーの発見を使って
自分全体とすべての問いかけを含んで、
みんなをこのヨガの旅にお誘いする。
コミュニケーションをとる。
伝えることを決める。
ステップ5では、
実際に「伝える」ということに関して、
決意することが必要です。
◇ステップ6:伝えたい理由の明確化
なぜ伝えたいのだろう?理由は?
ヨガで○○を伝えるため
ヨガを教えるため
世の中、世界に貢献するため?
最後に実は何をするためなのか、改めて自分に問いかけます。
さて、ステップを具体的にやってみる、
その体験をしたい方は、次回開催されるキャシー・マデン先生の
1dayワークショップに来てくださいね。