インストラクターになる人、
というのは、たいへん熱心で
知っていることを少しでもシェアしたい
伝えたい人達が多いものです。
そういう私もその一人!です。
熱心さのあまり、せっかちな私は、
ときどき生徒さんが学びたい、
と思うより先に、伝えよう、教えよう、
としてしまう時があります。
それに気づいたのは、
ある時、レッスンの後、
自分には疲労感が残ることに気付いたからです。
「もっとポーズを深める方法」
「身体にいいヨガの方法の楽しみ方」
など伝えたいことは沢山あったのですが、
ある生徒さんから、あるとき
「私はただ癒されたいだけなのです。」
と言われたことがありました。
はっとそこで気づいたのは、
生徒さんが本当にそこで何を求めているのか、
その願いに出会っていないと、
結局、押し付け指導は
徒労に終わってしまう、ということです。
生徒さんが望む以上に成長求めてしまったから、
自分が疲れてしまっていたのでした。
人にはそれぞれ事情があります。
来てくださる方の思い、
願いはそれぞれで、
その日によっても違います。
時には何もしたくない、ただ癒されたい、
心が折れている生徒さんもいれば、
怪我をしていたり、
嫌なことがあって落ち込んでいる人もいます。
または今日はうんといつもより身体を動かしたい、
エネルギーを沢山もっている日、
というのもあります。
インストラクターにできるのは、
まずはただ、そこにその場に本当にいて
生徒さんの願い、自分がやりたいこと、
両方をフェアに見つめることから
まずスタートすることなのです。
教える人にできるのは、
自分が進んできた少しだけ先の方向に
生徒さんを招待してあげることだけ、
そして、
それにそうかどうかは生徒さんが決める事、
そう気づかさてもらいました。
そのうえで、生徒さんのいいところ、
もっと伸びたい、という生徒さんの願いにそってあげることが、
学びを深め、その先を学びたい
という気持ちにさせるのです。
そう。実は教えることって、
教わることで、生徒さんがいて
ますます成長ができるのだな、
とありがたく思うこのごろです。
さて、もっと知りたい方は、
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