心地よく人に伝わる、伝えたいことがより伝わる、
そんなヨガの指導をしたくありませんか?
ある日の指導者レッスンで、
「生徒さんに上手く動きが伝わっていないことが多い。
色んなインストラクションの改善を試みたけれども、
ますますわからなくなってきた」
という悩みを訴えていたインストラクターさんがいらっしゃいました。
通常のヨガのインストラクター養成校では、沢山の「何を言うべきか」を学びます。
「言葉を少なくする」「画一化する」指導も最近はあるようですが、
では、何を言って、言わなければいいのか?
その方の場合、今まで習った知識を総動員して考えて、
自分の指導法の改善を試みたけれど、ますますわからなくなってきたそうです。
そんな時、麻奈美先生が、アドバイスしたのは実にシンプルなことでした。
「自分から出てきた言葉、感じたことをただ口にだしてみたらどうなるだろう?」
まずは、基本の立ポーズ、タダーサナで実験!
自分が軸をラクに自由に立っているところがスタートです。
カラダの使い方が自然になるように麻奈美先生がサポートしたことも手伝って、
その方の、声がとおり、言葉が変わって来ます。
ただラクにそこに居て、感じていることをただ伝えようと思う、
自然にそこに存在すると、素直にラクに必要な言葉が
口から出てくる、カラダ全体で静に表現している存在そのものが、
「ラクさ」を伝えてきます。
そこで、私の心に浮かんだのは、
「ヨガの指導は本当にdoing(やること)より、being(存在)」
ということでした。
在り方が自然であれば、それが生徒さん、グループ全体に波及します。
呼吸が自然で自由になると、状態になると、立ち姿が変わってきます。
声が変わって、先生のサポートで更にラクになると、
言葉が変わる瞬間があります。
そこで学んだのは、結局、ヨガは在り方を教えているのだ、ということ。
Doingやることは、沢山他のところでも学べる。
でもbeing在り方を学べるところは、ヨガとか瞑想くらいしかない。
でも、その手放すこと、ただ有り方、が大切なことを知る機会のすばらしさ、
それを感じたレッスンでした。
人はもともと、素晴らしく互いに伝えることができる能力もあるけれど、
やろうとし過ぎることで邪魔が入ってくる。
Less is more「少なくするともっと手に入る」ということを感じた瞬間でした。
いうことより、言わないこと。
でもそれは、自分がラクにそこに「在る」からこそ、
見えてくるものなのです。
まずは、ラクな姿勢からスタート!
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