もっとも効率的で効果的に教える方法とは?
今まで様々な動きの指導者の方に話を聞いて来て、
実際に実習して学んだことは、
「生徒さんと100%一緒にその場にいること」の大切さです。
教えよう!何か言おう!とテクニックを披露することではなく、
指導者としての有り方、基礎が実は大切です。
身につけた知識を披露したり、分析しようとしたり、
教えようとすることより先に、
自分の有り方から変えてみませんか?
それは、ただ自分とまわりを観察し、情報を収集することなのです。
私達は、とても多くの時間をかけて、考える、分析する、
ということをスキルとして身につけていています。
それは、クセとして、今ココの情報を収集するより先に、
すぐに反応として現れます。
すると、その場にいること、生徒さんと共にいることが
すぐおそろかになってしまって、
それも自然に伝わってしまいます。
根底には「何か言わなくては」と思ったり、
「教えなくては」「利口に見えなくては」
などの心理がしばしば働いている可能性があります。
実はそれが、自信のなさ、
自分に対する信頼のなさの表れなことも多いです。
自信がなくて、おちつかないから、まずあせって、
分析したり、何か言おうとしたり先にしてしまう、
そんな傾向が、私も含めて、
多くのインストラクターにはあるのではないでしょうか。
でも、まずは、受け入れること、
をぜひ試してほしいのです。
自分の落ち着かなさ、自信のなさも含め、
まずは受け入れて、その場にいて、
ただ生徒さんと自分に起こっていることを
観察することに決めてみましょう。
その場所の空気、時間、いる人達、自分の状態、
思っていること、意図などにめを向けてみましょう。
まずは自分の状態、何をしているのか、
何をしたいのかについて情報を収集します。
ただ自分のことを観察し、自分が情報を
収集していることに気付く、決意をする。
いつもと違う方法で自分の指導のやり方を変える、
というのは大きな勇気がいります。
だから一番大切なのは、そこで
「あたらしいことを試すのだ」という決断です。
すると大きな違いが現れてきます。
自分の反応、何かしていることに余計気づいたりします。
感情が湧いてきて、いつもより色んなことに
気付くことになるでしょうが、必ずしもそれは、
心地よいものばかりではないかもしれません。
それを受け入れ、「こういう風に感じているんだなー」
と受け入れることも大切です。
それは、何もしない、こととも少し事なり、
すぐに教えようとしてしまったり、
生徒さんの反応に反応していることも、
それに気づくことからがスタートです。
情報を収集し、分析を始めている自分に気付き、
それから何をするかは、自ずと自分に降りてくるものです。
何を教えるかのプランはその瞬間でも遅くはありません。
既にある経験、ヨガの知識、その全体から
きっと何かやることが現れてきます。
それを信頼し、試すことができるか、
は大きな冒険となるでしょう。
その怖さ、とわくわくする瞬間、を試してみれませんか?
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