ヨガをするとき、どこまで頑張るべきか?についてです。
よく、「痛気持ちいくらいがいい」くらいのストレッチを、
勧められることが多いように思います。
でも、実は、「痛気持ちいいい」という感覚を
バロメーターにするのは、危険!です。
「感覚」は危険度評価のバロメーターとして、
そんなに当てにはならないからです。
現代人はストレスにさらされていて、痛みのセンサーは
そんなに細かく働いていない人が多いです。
感覚はその時の状態によって大きくちがうので、
自分の安全な範囲を図るのにはあてになりません。
「痛い」まではわかっても、
その幅を理解するのは難しいと思います。
「痛気持ちいい」の感覚に頼ると、長い目でみた時に、
身体に危険なポーズの取り方をしている可能性があります。
だから、「毎日ヨガをしていたら腰椎を骨折した」
というような話もときどき聞くのです。
気づかずに同じ無理な動作を続けた可能性が高いです。
私自身、トレーニング中にマツヤアーサナ(魚のポーズ)を
身体が冷えて緊張している状態でとったことで、
頸椎ヘルニアになり、長い事苦しい思いをしました。
自分は無理をしているは思っていなかったし、
多少の違和感は慣れてしまっていて、
「頑張ればきっとなくなる」とむしろ鍛練のために
痛みを無視しようとしていたと思います。
その時のトレーナーさんも状態には全く気付かなかったと思います。
というのは、身体にいいポーズというのは形のことではないので、
例えば足が大きく開脚して綺麗に見えても
「身体にとって負担になるようなポーズの取り方」があります。
雑誌やテレビでよく見るインストラクターさんで、
「とてもすごい美しいポーズ」をとっているように見える人も、
長く続ければ必ず身体に負担がかかるであろう、
やり方でヨガをしている人もいます。
逆に、カラダの状態がよくなって多少敏感になると、
以前より痛みを感じるようになる時もあります。
かつて私も身体が自然な使い方を覚えていく過程で、
そういう経験をしました。
感覚、そしてその幅というのはバロメーターとして
絶対的ではないものです。
だから「痛気持いい」より、確かなフィードバック、
実際に起こっていることをみましょう。
ポーズをとっているとき、呼吸は苦しくないですか?とおってますか?
周りは見えてますか?一点を凝視したり、自分の中に集中してませんか?
身体は違和感、痛み、をちゃんと伝えてくれるので、
正直にそれを受け入れる事。
少しでも違和感、「痛い」という感覚があったら、
やり方は少し見直すことをお勧めします。
自分のカラダを守れるのは、自分しかないのですから。
痛みは大小に関わらず素晴らしい、警告装置です!
何をなおせばいいのかわからなくなったら、
BodyChance(アレクサンダー・テクニークの学校)の
先生に聞きにきてくださいね。
私も喜んでサポートいたします!
もっといいやり方がわかり、痛みから解放されるすばらしさが、
よく感じられると思います。
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