生徒さんのアーサナをアジャストするときに
どんな風にすれば、ここちよい効果的なアジャストが
できるか迷うことはありませんか?
私もインストラクター養成校で、いわゆるアジャストの
「型」というのと教わりました。
ダウンドッグで、股間節部分を後ろに少し引いたり、
仙骨を押したりするような、ある程度の決まった型、
というのはある種のヨガでは既に決まっていたりします。
でも、すぐにそれでは個人個人の身体の違い、
状態の違いによっては、
危険だったり役に立たないことに気づきました。
ではどうしたらいいのか?
動きの指導歴40年のキャシー・マデン先生は、
パルブリッタトリコナーサナを指導するときに、
とても軽い手のタッチで、股関節を意識してもらうこと、
頭から軸を自由に使えることに意識をもってもらうことを
アシストしていまいた。
結果、足が安定し、すばらしく自然で
美しいひねりも実現!しました。
ただし、キャシー先生によると、手を使う指導で大切なのは、
どこに手を触れるか以上に、先生の自分自身の有り方と、
生徒さんに触れる時の意図だということです。
どんなアジャストでも、まずは自分の保ち方で、
その次に生徒さんとの関係をどう考えるかが大きく影響します。
生徒さんを動かそうとするより、生徒さんの意志を尊重すること。
まずは、自分が自分と心地よく、頭と軸を自然に使えていて、
自分のカラダ全体に意識が行っていることの影響が大きいそうです。
人は自然に人を真似るミラーニューロンがあり、
またコミュニケーションをとる能力や、互いに
やっていることを感じる動物的なの優れた能力があります。
他方、人は自分の意志に沿わないことに、本能的に反応します。
だから生徒さんに対してのアジャストは、ほんの少し、
「よかったら、ここを思い出してみて」と思うこと。
何かしようとしないこと、生徒さんの意志を尊重することは
安全にヨガをするためにもとても大切なのです。
先生の意識の持ち方を、BodyChance Yogaの
インストラクター養成コースでは、実際に練習します。
1.命令するように触れる
2.提案するように、招くようない動きに誘う
3.何が起こっても大丈夫、と思いながらただ触れる。
全部試してみて、違いを体感してみると色々な発見があります。
人への触れ方は、実は自分の有り方の方そのものが
影響することがきっとわかると思います。
ともかくインストラクターが自分の軸や身体全体に意識があって、
そして明確な意図を持って触れることが、
心地良さや、わかりやすさ、安心感を生徒さんに与え、
変化と成長を促す結果となるのです。
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