ヨガ・インストラクターは声を使う仕事。
「声が小さい」というコンプレックスを持っていた方より、
体験談をくださいました。
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私は声を出すのがとっても苦手でした。
(カラオケとか、めちゃくちゃ苦手!!!)
「声が小さくて、よく聞こえない」
と普段周りからよく言われてきたし、
自分でもそう思っていました。
そんな私ですが、先日のクラスで
学んだことがとても役に立ちました。
BTクラスで行ったワークで、
まず気道のマッピングをしました。
すると、声もそうですが、驚くほど呼吸が楽になりました。
「気道は舌骨の下にぶら下がってる」
イメージなのだそうです。
実際に舌骨には触れることはできませんが、
喉元の皮膚表面辺りを指で触わりながら、
皮膚のすぐ下を空気が通り抜けていくイメージを持ち、
声を出した時の振動に意識を向けました。
そうすると、声の響きが全く変わりました。
囁くように話しているのに、声が通る!
「ええ〜?」と驚いて声が出ましたが、いつもと違う
身体の部分を働かせているため、慣れない変な感じ…。
そこで、触れていた指を外していつものように
「あの、そんな変わりました?」
と周りの生徒さんに聞いたら、
「あ!元に戻った!(空気の流れが)後ろへ引っ込んだ!」
と一斉につっこまれました。
なるほど、後ろかあ…
確かに以前のイメージでは、それこそ食道くらいの位置を
空気が流れていました。
確かにそれでは…声がでないはずです。
イメージがずれていたために、
本来通るべきトコロを空気が流れることを、
知らず知らずのうちに、後ろの方へと押して阻害していたのです。
「自然の流れに沿って、出て行くものを妨げない、
抑えないから、子供の声は、遠くまで響くんだよ。」
という先生の言葉に、納得しました。
やはり、身体は本来、精妙で最高に創られているんですね。
元々、生まれ持った機能が、自然に働くことの
力強さを感じさせてくれたワークでした。(とってもヨガ的…。)
みなさんも、自分らしい声を見つけませんか?
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