今日は生徒さんと対面するのが
苦手な人にアドバイスです。
私は仕事があまりに忙しく色んな人達と
対面しなくてはならなかった20代の頃、
人の目を見ると目が回るように
なってしまったことが一時ありました。
その頃は写真の自分の顔と家族の顔以外は、
誰の顔を見ても、
目だけが浮き出てくるように感じ、
仕事では相手のネクタイのあたりだけを
見たりしてやりすごしました。
しばらくしてその現象は回復したのですが、
すっかり忘れていたその緊張を、
ヨガインストラクターになって、
また思い出したことがありました。
生徒さんと対面しているとき、
妙な緊張、目が回る瞬間を感じることが
まだあります。
緊張というのは、過去からの習慣として
身体が持っている「自分を守ろうとする動き」が
何かで発動するときにおこるようなのです。
そんな私と同じく、対人で緊張する人に、
考え方、自分のあり方で対処できる方法をご紹介します。
1.自分がどうしたいか、を大切に!
生徒さんと話す時、ラクに話楽しむのには、
なぜそこにいるのか、何を伝えたいたいのか、
自分の考えていることを大切にする、
つまり「意図」を明確にすることに、ヒントがあります。
「その人に何を伝えたいか」を思い出し、
こころを決めると、目の前にいる人に引きずられず、
楽に相手の前にいられます。
自分の意志でいわば、本当にのぞんでいることを
明らかにする身体的な方法がわかると、
身体の緊張の自動スイッチは入りにくくなります。
当たり前のことなようで、意外となんとなく
「いなくてはならないから」と思って
目的なく生徒さんの前にいませんか?
今は何を伝えたいのか、生徒さんからの
情報を収集しているのか、
生徒さんと親しくなりたいのか、
次のレッスンに来てほしいと思っているのか、
自分が今何をしようとしているのか、
緊張を感じた時、思い出してみましょう。
意外とラクになるものです。
2.感じていること、「恐怖」「緊張」も受け入れる
「いやだな」と思ったり、「緊張しているな」と感じたこと、
それはその瞬間あなたの身体にすでにおこっている状態です。
「緊張しないようにしよう」「固めない」
「前にいる人をないことにしよう」
と感じていることを否定すると、より緊張はひどくなります。
まず一旦はあるがままに、今自分がおもったり、
感じたという事実は受け入れてみましょう。
「私はこう感じてるんだな」「あ、呼吸がちょっとつまった」と、
あるがままに受け入れてみましょう。
その感覚がたとえ不快だったとしても、
感じていることは起こってしまったこと、その起こっている
事実を否定すると、身体は固まり、
ますますその場に対応できなくなるだけなのです。
感じていることを受け入れること、
その時の呼吸の状態や自分の感じていることを大切にすること、
それは自分を大切にすることです。
今思ったこと、感じていることをできれば、ぶつぶつ口に出してみましょう。
「ただ思っていることを客観的に認める」それだけで緊張状態が変わってくることがあります。
3.その場にいるべきか、選択権を自分に与える
対面で人と向いあうストレスは、
「この場にいなくてはいけない」とか
「話を聞かなくてはいけない」
「話さなくてはいけない」などの自分に対して
言い聞かせている「〇〇でなくてはいけない」
という内容そのものが作り上げていることがあります。
なくてはならない、と思い、選択がない、
と思い込むと人は緊張するものです。
でも、よく自分に聞いてみましょう。
本当に、あなたはそこにいなくてはならないのか?
その場で対面している人がいる、ということは
その人と話す、ということを、実はなんらかの理由で
選んでいるから、その場にいるのです。
そして、また自分に問いましょう。
「わたしはこの場にいなくてはならにのか?」
あなたは、その場にいることをなんらかの理由で選んでいるのです。
自分に実は選択権が常にある事、を
認識していることが気持ちを楽にします。
4.相手の姿を作っている、自分に気付く
苦手な生徒さん、緊張する人、と対面していると
相手側に何かがある、と思いがちです。
でも、その姿を作り出しているのは実は自分の考えです。
相手のイメージを作るのはあなたの思考です。
人は自分の鏡であり、実は自分の考えを反映している
対象に過ぎないのです。
反応している自分に気づいたら、
「この人の何が自分は気になるのだろう?」
と思ってみましょう。
5.緊張はあなたへのメッセージ
全ての自分の前に現れる人は、あなたの思考が、
何かを伝えてくれているのです。
目の前の人が、あなたが大切にしている何かを脅かしている、
そう思うから緊張するのです。
でも、そのあなたが求めていることが何か?
それを知るヒントが緊張には隠されているのです。
「そんな風にすぐ思えない」と言う人は、
そのときに自分が体でやっていること、
息をつめたり、背筋を伸ばしたり、
顎を引いたりしながら、固めているカラダに気づいて動いてみましょう。
実はものの見方をもっと包括的にするヒントは、そこにあるのです!
5.そのヒントに気づく、最大のコツが、実は軸の使い方にあります。→つづく。。
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