トランペット奏者のAさんから、らくに立って演奏しやすい方法についての相談です。
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●らくで疲れにくい立ち方について
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道子の回答:
肩こり等が改善したとのこと。
私も嬉しいです!
さて、
「体に一番負担の掛からない立ち方」についてですが、
「立つ」は、なかなか深いテーマです。
アレクサンダー・テクニークでは
必要なことを必要なだけするから
動きがラクに実現できる、と考えます。
逆に言うと、「立っている」のが疲れる場合は、
なんらかの理由で、その邪魔を何かしていることが考えられます。
(もちろん長時間立っていると
筋肉的な疲れは普通にありますが。
これを除いて考えた場合です。)
Aさんが書いてくださった
「膝を少し曲げて、つま先から頭まで
自由に動ける状態で全身のバランス良くしよう」
ということが効果をあるのは、
立っていることと関係のない動きや
緊張が邪魔をしていているとき、
それを解除する方法として役立つからだと思います。
例えば、膝に力を入れて伸ばしていたり
首や肩、腕に無意識に力を入れている
足や肩に力を入れて立っていることが
起こっているとすれば、一時的にやめるのには
きっと役立つことでしょう。
でも、力を入れている動きも、
本人は「安心する」「がんばる」
「しっかりしようとしている」「緊張している」
などの想い(感情)と関連して、
必要に感じるからやっているものです。
その感覚や感情にコントロールされている間は、
また同じ立ち方に戻ったり、
他のところを代わりに使ったりするので
また「疲れる」状態を作ってしまうのです。
いかがでしたでしょうか?
次回はつづき、
Aさんからの立ち方実験報告
についてお伝えしますね♪
【音楽家のためのヨガ&アレクサンダー・テクニーク(姿勢でわかること)】
講師:楠 道子(アレクサンダー・テクニーク教師/ヨガ・インストラクター)
アレクサンダー・テクニーク教師兼ヨガ・インストラクターの道子が担当します。
道子は、ヨガを教えているだけでなく、
アレクサンダー・テクニークの学校Body Chanceで
6年間、多くの音楽家にヨガとアレクサンダー・テクニークを融合して
体の使い方を教えてきました。
ワークショップでは今までBody Chanceの中でしか体験できなかった、
演奏に役立つヨガ、ポーズを1人1人に合わせてお伝えします。
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【場所】
スカイアイ・スタジオ
渋谷区千駄ヶ谷3-21-6 外苑MKビルB1
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