ヨガで怪我しやすいのは、スタジオ、ではなく、
家で一人で練習するときが多いのをご存知ですか?
DVDや色んな動画を見て、家で一人でヨガをしているとき、
意外と怪我をする人が多いようです。(メールでの相談も自主練の時の怪我が多いです。)
独りで怪我するその理由は、
「とりあえずヨガでもしてみる」
「ビデオの先生のいうとおりにやらねば!」
と、ヨガをするための「自分」に
意識をおく時間をとらず、「なんとなく」始めることがおおいからだと思います。
自主練は自分だけの時間が持てる、邪魔されないよさがありますが、
「考え方のクセ」が出やすい場でもあります。
自分を責めたり無理をする自己嫌悪のクセ、
感覚だけに意識に集中するくせ、
いつもネガティブに体を治そうとするクセ、
あるカラダの部分に集中するクセ、
先を急いだり、過去を気にするクセ、など「思考のクセ」のままに、
乱暴にカラダを扱うと、怪我をしやすくなります。
ではどうすればそれを防げるか?
私がおすすめしたいのは、動きだす前の
「こころのウオームアップ」です。
今の環境や状態を認識する時間を自分にあげましょう。
部屋全体、光や温度、広さを意識しながら、深呼吸して、みましょう。
自分の状態についても知るため、指先からあしさき、頭や胴に触れ、体の温度、
「今日の自分の呼吸、コンデションはどうだろうか?」
とただ様子を眺めてみましょう。
この時間がもてること、場所があること、
生きているカラダの状態を認知し、尊び、いつくしんであげましょう。
単純なことですが、こころと体の声を聞きながら、今を味わってみる時間を自分にあげることです。
今日の私は今どこにいるか?
今の体温や気温は? 気分はどんなか?
今日の呼吸の音を聞きながら、
外からの音にも耳をすましてみましょう。自分の情報収集をすることです。
軽く動きたい方向を思いながら
繊細にカラダ全体でまず頭と軸から動いてみましょう。
好きなこと、行きたいところを思って景色を浮かべてみましょう。
今いる空間と環境、自分の体全体が
あること、いることを
楽しむことからヨガを始めましょう。
痛かったり固かったりするところがあったら、
それを無理にどうにかしようとするより、
「今日の私はこんな風なんだ」
「こんな感覚がするんだ」「私は今こんなことを思っているのだ」
とただある状態をみつめながら、動いてみましょう。
感じていることをただ受け入れ、
呼吸と動きの方向性に体を従わせることです。
そして、あなたのヨガは、
お手本どおりにヨガでなくてもいいのです。
無理に形を作らなくても呼吸に合わせて動きを見つけていきましょう。
あなたのカラダはあなたのもの。
あなたのヨガはあなたが選びましょう。
今日ものあなたに合ったやり方は
あなたしか知らない。
だから、
無理に正しくやろうと人の真似を必ずしもしなくてもいいのです。
「自分なりの方法を見つけていく旅」がヨガなのです。
チャレンジポーズは、
あなたが選んだやり方で挑戦しましょう。
動いた最後はちょっとだけ、目を閉じてあげましょう。
瞑想は、あなたを自由にするための「こころの躾」
こころの旅から始まる日は、きっといい朝になります。
一緒にそんな体験をしてみませんか?
「レッスンに通おう!」ページはこちら!