「私はストレートネックってお医者さんに言われるんです。」
とおっしゃる生徒さんが先日来られました。
そのせいで肩こりや頭痛、などの不定愁訴で
悩んでいるということでした。
お医者さんに言われる、というのは
とてもインパクトが強く、
ショックをうける人もいれば、逆にほっとする人もいるようです。
ただそのまま改善方法を具体的に教えてもらえることもなく、
治らないと信じて、長いこと痛く苦しい思いをする人が多いようです。
でも、ストレートネックって、一体何でしょうか?
調べてみると「首がまっすぐになった状態」を指します。
つまり、病名でもなんでもありません。
本当は、首は脊椎の一部なので、自然なカーブを描いているものなのです!
そして、
ストレートにしているのは、骨ではなく自分の筋肉の使い方です!
そもそも、首がまっすぐなのは、なぜでしょうか?
首の骨だけではまっすぐ、という形に変形している人は
とても少ないと思います。
ストレートネックと言われている人は、
「首はまっすぐにするものである」と思って、
無意識に筋肉を使ってそういう風に自分が少なからずしている、
ということの方が影響していると思います。
(無意識の部分、癖も含めてですが。)
普段からの使い方の誤解に加えて、
病院でレントゲンをとる際に
「はい、顎を上にあげてのせて」
と言われることで、わざわざ首をまっすぐにそのときにしていたり、
緊張していることでいつもより力が入って、
首をさらにまっすぐにしている可能性があります。
「ストレートネック」の原因は、首ではなく、
頭と脊椎、全体のカラダの使い方!
私もかつて、頸椎ヘルニアだったので、
首の不良状態は不良姿勢のせい、
と牽引治療や薬物、手術を勧められました。
でも、結局、私のストレートネックは
自分の身体の使い方を変えることで、
変化し、痛みはもう全くなくなり、
ヨガも問題なくできるようになりました。
痛みのあまり、私は首、ストレート、ネックにこだわりすぎていて、
今思うと全身のことをうまく使えていないのに、
気づいていなかったのです。
無理な「形」を保とうとしてヨガをしようとしたり、
動こうとすると確かに痛いし、動きにくいのは事実!
自分のいつもの癖の使い方以外の使い方が
身についてくるのには少々時間がかかることもあります。
自分ではなかなか、やっていることは見えないので、
痛みがでたら、動きのプロである先生に診てもらうことは
とても大きなサポートになります。
もっと自分にとって自然な使い方があって、
動きには沢山の可能性とバラエティがあることが
きっとわかることでしょう。
ヨガコーチングのSOLの実際にレッスンでは、
カラダの動きと使い方を学んでもらうので、
「確かに!脊椎全体を動かせることがわかると、痛くない!」
と、どんな人でも、もっとラクに動かせることを、実感してもらえます。
さらに痛い思いをしてカラダを痛めるより、カラダの使い方を学びに来ませんか?
ヨガと痛みのない姿勢がわかる体験レッスン