最近なんだか疲れている。
教えていても、頑張りすぎてしまって、レッスンが楽しめない。
そんな、あなたは、本当にやりたいことをやっていますか?
教えたいヨガを教えてますか?
今日は「やりたいことをやる」エネルギーについてです。
先日、レッスンに来てくれたヨガ・インストラクターさんはその日は、
いつになく元気がない様子でレッスンに現れました。
悩みはヨガ指導に集中できないことで、
家族のこと、とくに「自分のお子さんが勉強しない」
ことに悩んでいたのでいらっしゃいました。
そのことについてみていきたいというレッスンだったので、
お話しをしながら、カラダの動きから緊張を解いていく方法を
一緒に見つけていきました。
色んなストレスがあると、カラダも固まって動きにくくなりますが、
動きを生むと、思考も自由になってきます。
自分でそこから悩みについても、新しい視点がたいてい見えてくるものです。
彼女が自分の自由な動きを見つけながら、一緒に話していくと
カラダの緊張がとけるとともに、
彼女は自分で急に気づいたのです、
「息子が勉強しないことは別に本当は問題ではない。」
「本当は、もっと自分が勉強したかった、私が後悔の念を抱えていたのだ。」
ということに。
本人がやり残していたことへの想い、
それに向かい合っていなかったことが、
息子をとおして投影されていたのが、
彼女を苦しめていたのでした!
目の前の問題は、たいがい、その本人の考えに発祥しています。
全ての目の前の人とのことは、実は自分の頭の中、
思考からスタートしするからです。
いつも習慣的に思っている昔からの不安というのは、
カラダや軸を固める動きとセットになって
繰り返される傾向があります。
言葉だけのコーチングだけではなかなか気づけない、
自分が本当におもっていることが、
カラダの動きから緊張を解放すると、
しばしば現れてきます。
考えと、カラダの緊張はパターン化して一緒にセットになって記憶されていることが
多いので、そのパターンが崩されると、思い込みがはずれ、
自然に新しい思考が浮かぶ余地が生まれるからです。
緊張を手放したときに現れるのが
「本当にやりたいこと」です。
緊張や苦しみは、しばしば「本当にやりたいことに向かっていない」ときにおこります。
やりたいことに正面から向かえていないと、
教えるエネルギーもなくなったり、疲れたり、やる気がなくなってきたりします。
好きだから教えていたはずのヨガが、
毎日のルーティーンになったり、
好きなはずのヨガなのに、教えることが
「やらなくてはならないこと」
になった瞬間から、
重いカラダを引きずって教えるようなことになるのです。
だから、元気がでない人は、問い直してみましょう。
「私は本当にやりたいことをやっているのだろうか?」
ヨガに限らず広い意味で自分に
問い直すタイミングがきているのかも知れません。
大きな願いを持っている人ほど、
その思いを見ないことで、カラダを固め、こころに鎧をきせ、
それを見つめるのが怖い、と感じることがあります。
「そんなことはやってはいけない」と
自分に言い聞かせているようです。
変化したい!次のステージに行きたいけど怖い!
そんなとき、人はバリアを張って、
本当の自分が見えないように自分でしてしまう傾向があるようです。
でも、勇気をもって、
やさしく自分で問いかけていくと、
ちゃんと答えが自分の中から出てくるものです。
レッスンでは、思考と動きを両方から、
本人が解決の方法を見つけるサポートします。
人は、みんな望みをもっていて、
それに向かっていけると、
その情熱をエネルギーにラクに走り出せます。
さて、この生徒さんはそのあとどうなったか?
彼女は「学びたい!」という情熱を活かして、
動きのプロになるために、
2年間のヨガプロコースに通い始めました。
お子さんもいらして仕事やヨガ指導もしながらですが、
着実に学んだことをレッスンでも生かして、
「チャンスが巡ってきました。」と、
新しい場所でのヨガレッスンを始められました。
ヨガの指導法も自分らしく変えていっているようです。
いろんなことに気づきだされているようで
まだまだこれからが楽しみ♪なところです。
カラダのメッセージから、自分のこころの回答を見つけるコーチング
いわば思考のヨガ(think in yoga)ともいえるレッスンが受けられます。
さあ、皆さんも思い切って、本当に自分が教えたいヨガ、
カラダから、動きからやりたいことを見つけませんか?