よくヨガの生徒さんに聞かれることの一つが
「効果的なストレッチってどうやるんでしょう?」
とか
「どこにストレッチをきかせたらいいのでしょうか?」
というような部分に関するストレッチの方法です。
ヨガスタジオでも、
よく「膝の裏をのばす」「足を引っ張る」
などストレッチ感を重視したインストラクションをききます。
そこで試していただきたいのが
どう考えると、もっとも効果的にストレッチができるか
たとえば、ガルダーサナ(わしのポーズ)をとる時に、
以下を実験してみましょう。
できれば、向いあって、
もう一人の人がポーズをとるのを互いに観察しましょう。
1.「肩甲骨ストレッチする」と思ってポーズをとる。
2.「全身を使う」ポーズをとる。
さて、どちらのやり方が、より腕が柔軟に長く使えましたか?
レッスンで試してみると、
10中8くらいの生徒さんは、
2の方が腕が自由に伸びて
よりストレッチができると答えます。
(ただ面白いことに
やっている本人はラクな代わりに
ストレッチ感がない、とおっしゃる方もいらっしゃいますが。)
ここで言えることが2つあります。
まず、筋肉、というのは結局
全身につながっているので、
ある一部のことを思うより
全身が動くことにも意識があった方が
結果として全体が動きに参加するため、
より大きく伸びることができることです。
もう一つは、
実際には腕が長くストレッチしていても、
感覚としては、あまりそう感じないということです。
つまり感覚というのは相対的なもので
実際におこっていることを正確に
表してはいないということです。
いずれにしても、全身のストレッチを
効果的にしようと思った場合には、
まずは軸が自由に使えるようにしておいて
そして全身が動けることが前提条件となります。
「部分」だけをストレッチしようとすると、
全体の伸び方としてはあまり効果がないのです。
さて、皆さんはどちらのストレッチを選びますか?
部分でのストレッチも悪いわけではありませんが、
あとは、皆さんのヨガの目的に任されているのです。
目的に合わせて、
らくでお得な自然なストレッチをしませんか?
あなたの考え方ひとつで、ストレッチも変わってくるのです。
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