銀座のハスヨガスタジオで開催しているレッスンでは、
時間をかけてポーズや気になるところの細かいところを
診ていけるのがいいところです。
昨日の会では、
ヨガ・インストラクターさんでもあるかほさん、敦子さんと
ヨガ指導の時の言葉、ポーズの
繊細なところを一緒に探求しました。
「シャバーサナで背中をつけていくときに、
どんな風に声をかけるといいか?
より気持ちよくリラックスできるか?」
が、この日のテーマ。
ただ寝るだけのように思える「屍のポーズ(シャバーサナ)」は
実はリラックスできない、という声をよく聞きます。
人によっては「一番難しいヨガのポーズ」と称する人もいるのです。
生徒さんの邪魔もしたくないし、ここちよくリードしていくのに
何をするか?それは、いくつかのコツがあります。
疑問に思ったときは、まず自分がポーズをとってみてそこで見るのが一番。
まずは、かほさんが挑戦してみて、気づいたのは、
「首や呼吸がリラックスしきれてない、
お腹に力を入れいてる」ということでした。
そこで役立ったのは、
いきなり寝ている自分にたどりつく代わりに、
頭の高いところから、脊椎のひねりやあしの支えも思い出しながら
寝ていく動きを優先していくことで、丁寧に寝るポーズまで動いていくことでした。
丁寧に動いていく過程が大切なことが学びとなりました。
さらに横になってみて彼女が発見したのは、
「あ! 知らない間に肩甲骨や背中を床に押し付けている。」
ということでした。
かほさんによると「床に体を沈めて」
というインストラクションがずっと耳に残っていて、
習慣的に自分の体をもっと地面に沈めようとしていて、
「リラックスするために、床に体を沈めなくては!」
と思っていたことが、
心地よく横たわる邪魔になっていたのでした。
重力があるので、体全体は自然に床につきます。
何かしようと背中を床に押し付けると、自然な脊椎の長さが
緊張によって妨げられ、心地よくいることが難しくなるし、
呼吸の妨げになります。
背中を床に押し付けなくても、呼吸して動いてその場にいれば自然に
体の地面につくところがさらについてきます。
呼吸が入ってくると、かほさんの脊椎が長くのび、
胸もゆっくりと呼吸のあがり下がりが変わってきました。
また、次に彼女が気づいたのが、
シャバーサナをするとき
「じっと息をひそめていないといけない」
に思っていたことでした。
それはまるで熊に襲われそうになったときそうするように、
「死んだふり」をしていたのです。
生きている人間が、じっと動かないようにすると、
どうしても、体が緊張して固まってきます。
「屍のポーズ(シャバーサナ)」は、
死によって再生する生命エネルギーを取り込むポーズです。
だから、死んだふりをするより、
全身で、地面以外にも空間から受け取るポーズ、と思ってみましょう。
こうして本当に、その場とつながることができるポーズに
なると、夜もよく眠れるようになってきます。
丁寧に自分と向き合うからこそ、
本当のヨガの効能が得られるのです。
こんな風に、レッスンでは、それぞれが実験し、
体験しながらカラダの使い方と一緒に、
私達が持っている動きやポーズの誤解を解いていきます。
体からこころから、のびのびと生きられるコツを見つける、
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