舞台袖で、待っているときは、なんとなく落ち着かない、
という方はいませんか?
まさにそんなホルン奏者の方と、先日の音楽家のための1day講座ではレッスンしました。
音楽家のための1day講座 「舞台袖で緊張するときのウオームアップ:ホルン編」
舞台そでで、待っているときは、なんとなく落ち着かない、というホルン奏者の方とのレッスンです。無意識に水も入ってないホルンの水抜きをしているし、どうも落ち着かない、というお悩みでした。そこで、無意識にやっている動きを意識的にウオームアップに使ってみる!提案をしてみました。緊張しているとみぞおちや胸から上の意識ばかりがあって、あしや股関節から下の動きをわすれがちです。股関節やあしのウオームアップもいれてあげ、自分のコンディションを整えていくと、だんだんと落ち着いて、自分が今からやることに集中することができる状態になってきました。今やっていること、これからやることに集中する方法がウオームアップには大切、と改めて思ったところです。——————————————————-11/2「音楽家のためのアレクサンダー・テクニーク1day講座」~舞台袖でできるヨガ呼吸法~https://lifeyoga-sol.jp/2019/02/18/2daysws330331/早期割引のご参加は10月15日までです!
ヨガ・コーチングsol(楠道子 くすのきみちこ)さんの投稿 2019年10月13日日曜日
この生徒さんは、しばらく前から、自分が緊張して舞台に立つ時、
無意識に水も入ってないのに、「ホルンの水抜きをする癖がある」
そして、それをやりながら舞台に立つ前に袖て待っている間が
どうも落ち着かない気分になる、ことに気づいていました。
「もっといいウオームアップと緊張解消の方法が知りたい」
と言うのがレッスンのテーマでした。
「無意識にそわそわと何かをしている」
そんな時には、何を思っているでしょうか。
大抵は、「練習不足だったかな」「これできてないかも」と
過去のことを気にしていたり、
「間違えたらどうしよう」「タイミングを合わせられるかな」
など未来に心が行っている時、そんな時に緊張、と言うのが起こりがちです。
「今」にいない状態のまま、闇雲に動いていると、
ますますそわそわしてくるのではないでしょうか。
これでは、本番に役立つウオームアップとは言えませんね。
演奏のための準備は、まずその場で必要なことに
集中する動きが役立ちます。
音楽は自分が演奏することで作られるのですから、
今日の自分の体と心の状態を改めて知っておく必要もあります。
いわば、ウオームアップというのは、ドキドキしていたり、
ちょっと風邪気味だったり、いろんなコンディションも含め、自分と現場での情報収集に必要なことなのです。
そこで、無意識にやっている動きを
意識的にウオームアップに使ってみる!ことを
提案をしてみました。
緊張しているとみぞおちや胸から上の意識ばかりがあって、
あしや股関節から下の動きをわすれがちです。
この生徒さんの場合も、最初に、くるくるとホルンを回されていた時は、
上半身だけを使って、なんとなく動いていましたが、
股関節やあしのウオームアップもいれてあげ、
自分のコンディションを整えていくと、
だんだんと落ち着いて、自分が今からやることに
集中することができる状態になってきました。
ホルンのような金管楽器の方は、自由に呼吸ができて
体が使えるように、ウオームアップには、ぜひ脊椎と股関節の動きを
入れてあげることがおすすめです。
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「音楽家のためのアレクサンダー・テクニーク1day講座」
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