「音楽家のためのアレクサンダー・テクニークとヨガ」1day講座を、
AT教師で鍼灸師の洋介さんと、今年は、シリーズで開催することになりました。
「体の緊張を緩めるためのヨガと呼吸、
本番前に目的を認識することで、
エネルギーが湧いてくるのを感じられて良かったです」
そんな言葉を、参加された方からいただき、
伝えて良かった、とひとまず胸を撫で下ろしたところです。
本番の緊張をエネルギーに変えるには、何より、
自分の思いを知り、忠実であることが
大切だと思うからです。
洋介さんが講座のレポートを書いてくれたので、ご紹介します♩
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【11/2道子先生による本番に向けた緊張・ストレス対策レッスン 〜楠洋介より〜】
好きでやっていることでも心が折れることってありますね。
そんなときサポートになる考え方についてまとめてみました。
本番に向けてやってきたことのチェック、
会場の空間とつながる、聴衆とつながる、な
どなど本番当日にやれることはたくさんあります。
でもそれらすべて1つ1つ思い出して考えるのは大変です。
下手すると、できてないことを思い出して逆に焦るかも知れません。
ネガティブな思考に押し流されそうになるとき、
それでもやるべきことをやり続けるにはエネルギーが要ります。
道子先生が提示したのはそのエネルギーをどう補給するか、
つまり「自分が何を大切にしているか」につながり直すことでした。
音楽を始めたころの楽しかったこと、
初めて音楽の素晴らしさに開眼したときのこと
あこがれた先生、演奏、素敵だと思ったこと
何を一番大事にしたいか
好きでやってることって、そもそも好きなんだから
それをやる理由なんか考える必要がないように思ってしまいます。
でもここが盲点で、モティベーションは決して無限ではないんですね。
だから日々の準備の中で(練習のときにも)
問いを自分に投げかけて、
自分の「好き」や「大切な思い」にガソリンを供給するのが
とても役立ちます。
これができると、
本番のようないざという場面でとても大きなサポートになる、のです。
僕は鍼灸やアレクサンダー・テクニークで音楽家のメンテナンス・サポートをしています。
施術やレッスンにおいて、手ではフィジカルかつテクニカルに合理的な動きを志向しながら、
口ではこのモティベーションのガソリン補給にはたらきかけます。
なぜなら不調で思いどおりに演奏できないとき、
そしてその期間が長くなればなるほど、心が折れることが多いからです。
心が折れてしまっては、どんなにフィジカルに改善しても、
もう意味をなさないんですね。
好きでやっていることだからこそ、その心を大切にするためにはガソリンも必要ですね。
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さて、洋介さんと講座は今週となりました。2月26日開催ですが、
4月からの年度は、引き続き4回の講座を開催いたします。
みなさま、ぜひ体験に致して下さいね。
あなたの演奏がもっと素晴らしくなる、
近道を見つけませんか?
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