先日は、「なんとなく不安で、落ち着かない」
という生徒さんとのレッスンでした。
「テレビやSNSを見れば、新型コロナの
色んな情報が流れていて、
何を信じていいのかわからない。」
そう言う彼女の肩のあたりは、
確かに緊張感が漂ってました。
思えば、コロナ騒ぎの中、
知っている人達にもふた種類の違う行動パターンが見られたように思います。
仕事がキャンセルになっても、
在宅ワークで家で子供が騒いでいても、
テレビや世の中が騒いでいても、
「大変だわ」と言いながらも
淡々と笑顔で、対応している人達と、
政府や外部の対応に一喜一憂し、
親切からかSNSなどでさらに情報拡散して
それでも、不安が募っている様子の人達です。
どちらも人の反応なので、いいとか悪いではないのですが、
同じ状況の中で、恐怖で固まる人と、大丈夫な人、
その違いはなんだろう?と考えさせられました。
観察していると、その差は、
「情報との関わり方」にあるようです。
前者の人たちは、最初から情報を選択している人たちです。
SNSやテレビの情報に頼らない、
または選択して見ている。
だから、情報に身を任せず、自分で行動を選んでいる。
後者の人たちは、テレビやSNSから流れてくる情報を
ただ受け取って反応することに慣れている。
そして、情報に整合性が取れないから、
さらに不安になる
負のスパイラルに陥っているようです。
つまり、情報を「選択する人と、しない人」
その違いが、変化を「恐怖」ととるか、
ただの変化ととるかの差に現れるようなのです。
これは、私が学んできた体と行動の原理からも
納得がいくことです。
どうにもならない、
選択肢がない、逃げ場がない
と思うと、身体は固まり、緊張してきます。
「どうにもならない」時に起こる
頭と脊椎を固めて、小さくなる、
その動きは、恐怖反応です。
その状態が続いているときは、
人の脳のパフォーマンスは落ち、
自らの選択をすることが難しく、
群衆に従って行く習性があります。
その動きが社会的沸点に達すると、
パニックが起こり、暴動も起こりかねない、
人間の歴史はそんなことを
ずっとそんなことを繰り返してきたのではないでしょうか。
(これは仮説ですが。)
では、一人の人間としての尊厳と意思を取り戻し、
安心している状態になりたいならどうすればいいか?
それには、実は、ヨガと呼吸は、とても役立ちます。
ヨガは動きの選択であり、
全身運動であり、深呼吸することは、
大抵の人に無条件の安心をもたらすからです。
体から動きから安心を自分で作り出せる、
動くことを自分で選択できる、ということは、
それは理屈でない、自信を人に与えます。
「恐怖は理屈ではない、だから、安心も理屈でなく
自分で作れる。」
呼吸とともに、体の感覚を
思い出し、
たっぷり動いた生徒さんは
晴れ晴れとして表情で帰って行きました。
よかった、よかった!
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