

肩甲骨ヨガで、肩こり解消、痛みを撲滅するには?!
「肩甲骨を剥がす」
「肩こりには、肩甲骨のストレッチ!」
などはヨガでよく耳にする言葉ですが、
では、効果的に可動域を広げたいとき、
何をすれば、もっとよく動くのでしょうか?
肩甲骨を動かそう、が逆効果?!
「肩こりで、肩甲骨をヨガで動かそうとすればするほど痛い」
という生徒さんがいらしたので以下のことを考えてもらいました。
1.「肩甲骨は動かない」と思う
2.「肩甲骨は動く」と思う
3.「鎖骨から腕は動く」と思う
実際にやってみて、
どれが一番、肩甲骨が大きく
動いたでしょうか?
みんなで実際に触れて、可動域を確認すると
3.一番、肩甲骨が稼働しているのがわかりました。
1.の「動かない」などの否定形は、
効率的なヨガの指令になりづらいのです。
否定形より肯定形で肩甲骨は動く
実は、否定形は、「行動する」ための
指令には、あまり効率的ではないのです。
脳は、肯定形に反応して行動の指令をします。
2の「肩甲骨は動く」と思うことは、一見一番動くように思うのですが、
「肩甲骨」だけ注意が行ってしまい、
部分を固めがちになるので、
かえって動きづらくなります。
そもそも腕が軸と直接接触しているのは、
胸鎖関節のみだからです。
最初に、鎖骨の根元(胸鎖関節)に触れてから、
腕を回してみるとより腕は上がりやすくなります。
(こんな感じのエクササイズも出てますね。)
脳は触れることで、よりその体の部位にも指令を届けやすくなります。
全ては、「考え方」が影響するのですね。
「体が思うように動かない」
という言葉をよく耳にしますが、
実は、体は思うように動いしていて、
「考えていること」が体の構造と合ってない、
または効率的でない時にやりずらさや
痛みが出てきます。
そんな時も、体のイメージが刷新されると
動きも変わります。
目からウロコの
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この記事を書いた人:
アレクサンダー・テクニーク教師/ヨガ・コーチングSOL代表
楠道子(くすのき みちこ)
ヨガ指導者/アレクサンダー・テクニーク教師
ビジネスコーチ
BodyChance(アレクサンダー・テクニーク教師養成校)講師
トランス瞑想講師
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